初期伊万里・初源伊万里
佐賀新聞さん連載エッセイ「サカズキノ國」。 定期ではなくなりましたが、ちょくちょくアップ中。連載最終回から今週アップ分までを貼り付けます。 https://www.saga-s.co.jp/articles/-/842466 https://www.saga-s.co.jp/articles/-/789576 https://www.sag…
佐賀新聞さん連載 肥前陶磁エッセイ「サカズキノ國」Vol.22〜23アップ済です。 次回24回で連載終了…涙。 https://www.saga-s.co.jp/articles/-/705626 https://www.saga-s.co.jp/articles/-/721197
佐賀新聞さん連載エッセイ「サカズキノ國 Vol.21」アップしました。 盃の見立てはまぁ、ありますが今回は片口の見立てが主人公です! https://www.saga-s.co.jp/articles/-/688368?fbclid=IwAR3z8lTTNXm-sh5saUjliXf2DogrFFTUXbBKuhN5iwgxtbDLUJiyI5S7Tu8
佐賀新聞さんで連載させていただいている「サカズキノ國」新稿アップしました。 今回はweb版解説を担当しました。平戸系無地唐津と初期伊万里(初源伊万里)について。骨董目線や近世考古学目線からアプローチしています。 勝見師匠 本紙パート https://www.sa…
最近、拙ブログを訪問してくれる”砂の器”さんの「初源伊万里」ポストに刺激を受けた。 https://blogs.yahoo.co.jp/this_is_my_archive/66719398.html 初源伊万里? 否、初期伊万里。 初期伊万里の括りの中の、初源伊万里と呼ばれている白磁、のことについて…
弥生に入った。 今日は春めいていて、花粉は厳しくも紫外線の強さやら、大きくなってきた桜のつぼみやら見るにつけ 春の訪れを実感できた。比較的暖かい冬であったから桜の開花も早くなるのかな、等と考えるだけで心地よくなる。 彼の地… そう、唐津は浜玉の…
久しぶりに唐津に。 籍をおいている「古唐津交流研究会」の忘年会に参じるため。 改めて思いかえしてみると、訪唐は1年のご無沙汰だった。 ここでは何度も綴ってきているけれど、時間の経過が加速していることを改めて痛感した次第。 なんだかんだ言っても人…
ここのところ自然派ワインに懸想していて、とんと日本酒に縁がない。 ナチュールは美味しいし、日本酒ほど翌日ダメージが無いので。 そんなで佐賀出張時に買い求めた古伊万里前やら万齢が冷蔵庫の隅に…。 今日は久しぶりに一日オフ。 私事の懸案事項を一つ一…
基盤を住み慣れた世田谷の、自宅とは別な場に設けた。 九月からその準備に忙殺され、古陶での独酌は重ねつつも、骨董屋さん訪問はままならず。 神無月が終ろうとしている今、ようやく落ち着いた。 そうなると…むくむくと古陶への知識欲、蒐集欲が頭をもたげ…
"唐津数奇”をここまで全面に押し出してきた。 …けれど、最近気になるのは初期伊万里ばかり。 初期伊万里の伝世味は、古唐津のそれとはまた一線を画する良さがある。 トロみがたまらん。 しかもまだまだ暑い東京の独酌にピタリとはまる。 骨董屋さんで出会う…
しこたま呑んだ、この夏。 活躍したのは初期伊万里。 平盃であったり、八角盃であったり。 きりりと冷やした純米吟醸と磁器の相性の良さを再確認しながら、佐賀酒ばかりを楽しんだ。 …で、夏を引きずるように日曜だけれど今宵も独酌。 お酒は先週の佐賀出張…
拙宅にやってきた初期伊万里徳利。 勝見師匠の蔵品にガツンと喰らいながらも日々愉しく酒を汲んでいる。 容量は一合二酌、とくとくと注ぎ音も良いし、丸い形は手持ちが良い。 ただここ数日思う事が…。 徳利のサイズは高さ10.8センチ、胴径9センチ。 拙蔵の…
過日、勝見師匠に場を設けていただいた。 本当に久しぶり。 いつもの蕎麦屋で身のまわりのこととか、ファッションのことだとかをつらつらと語り合う。 勿論、骨董に関しても。 で、ここ数年、骨董話となるとやはり秦秀雄翁の話になる。 そんでもって翁の蒐集…
久しぶりに師匠とサシで一献。 あっちこっちに話題が飛ぶ雑談はここのところ多忙故にささくれ立った僕を解してくれた …で、宴の佳境で卓上に乗ったとくり。 一目で秦さん旧蔵としれた。 「日本のやきもの」第二集(1977年刊行)に掲載されているなんとも可愛…
初源伊万里。 日本の磁器、その創成期のやきもの。 昨年末に勝見師匠と有田を取材旅行し、井藤社長に乞うて「目の眼」誌での短期連載がスタートしたのがこの六月。あっという間の一年でした。取材に関わってから古唐津をはじめとするモノへの接し方も変わり……
古唐津や初期伊万里に魅かれる。 その想いを只管にはじめはmixi、そして2007年以降はこの場に綴ってきた。 様々な繋がりが生まれ、有難い事に最近では新聞や骨董誌で連載までさせていただいている。 そこで気をつけているのは断定を避ける事。 僕はその道の…
「目の眼」誌にて初源伊万里についての連載をさせていただいている。次号がその2回目。https://menomeonline.com/ 昨年末の勝見師匠との有田取材以来よりそのやきものの謎を追いかけているが、 その思いは日に日に加速度を増しており…。 連載第二回は徹底し…
初源伊万里に対しての思いは更に強くなっている。 重ねて記すが「モノを欲しい」というよりも「知りたい」、というモードなのです。 思いが強くなるとどうにも行動に出てしまう性分。 勝見師匠と「目の眼」井藤社長、そして白洲編集長にそれを汲んで頂き、 …
日帰りで愚息と湯河原へ。 GW。 小田原がごったがえしていたので心配だった。 …が「そこそこ多め」ぐらいな感じの彼の地はやはり良い。 天気よし、加えて杉の無い山々の木々が美しく。 心がすっ、と軽くなると言うか洗われる、というか。 今度は安宿に泊まり…
桜が咲いた。 最高気温が15℃を超えた。 …と思ったらぐ~ん、と冷えた。 衣替え、とクリーニングに出して戻ったばかりのマウンテン・パーカを再登板。 勿論、ヒートテックも。 四月半ばまではこんな感じなんでしょうね。 さてさて。 今日は久しぶりに懇意の骨…
掲題の通り、相変わらず初源伊万里を追いかけている。 そこには蒐集欲、のようなものは無い。 その正体がなんなのか? ひたすらに、只管に「知ろう」としている。 僕は一端スイッチが入ると突き進むタイプ。 どうにも止まらない。 過日も新たな企画の仕込み…
ここのところ、只管に「初源伊万里」を追っている。 「追っている=骨董を探している」、ってことではなく「理解しようとしている」って意味で。 わかっている人にわからないことを聞く。 …で、人はそれを理解し、満たされる。 けれど… 初源伊万里を理解して…
骨董月刊誌「目の眼三月号」における”初源伊万里特集”。 2009年に企画した”古唐津特集”と比較して拙ブログの閲覧数が段違いに多い(約三倍)。 当時と比較にならないぐらい各世代、ネットリテラシーが高くなったし、何よりも今までちゃんと扱われていなかっ…
「目の眼三月号 初源伊万里特集」に関して各方面から多くのリアクションを頂き、とても嬉しく思っています。「良かった」というのもあれば「なんだありゃ!(若干の怒気含み)」まで多彩多彩。 その中でも印象が深かったのは2009年の「目の眼 古唐津特集」で…
「目の眼」三月号見本誌が手元に。 http://menomeonline.com/blog/2017/01/26/587/ まずは形になって、ホッとしました。 どんな反応があるか、凄く楽しみです。 今回は問題提起なので拙ブログにもどんどんコメントをいただけましたら幸いです。 そんな「初源…
ここまで何度もお世話になっている骨董誌「目の眼」。 1月末発売の次号の特集で関わらせていただきました。 本日校了。 特集のタイトルは「古唐津と初源伊万里」。 第一特集は2月11日より行われる出光美術館「開館50周年記念古唐津 ―大いなるやきものの時代…
本業始動。 オフィスへの満員電車に揺られながら、臨戦態勢になっていく自分。 年明けも一週間も経っていない…なんて事が噓のように感じられた。 そんな始業日に二つのビックリが…。 ●一つ目。 勝見師匠に「ありますよ、絶対に」と半ば冗談で宣い続けてきた…
先週末、勝見師匠、「目の眼」井藤社長と有田に行ってきた。 今まできちんと理解していなかった「初源伊万里」。 どうにもそれをクリアしたく。 その想いは師匠も同じだったようで、企画はトントン進み、現地取材と相成った。 現地の学芸員さん、作陶家、そ…
週頭、師匠と大兄と一献。 楽しかった。 因みに師匠の「現代陶唐津焼数奇っぷり」は加速度を増している。 何度も書くけれど、これは嬉しい事。 古陶で生業を立てているプロを魅了するポテンシャルが今の唐津焼作家にはあるんだ!ってことは 更なる可能性があ…
昨年末、在名護屋の友人を尋ねた際に「最近、買いました」と見せてくれたモノ。 伝世・初期伊万里八角盃。 肌は長年の使用によりトロみを帯び、手に馴染む。 何よりも…初見だった。 精巧かつ、闊達な絵と、大振りなのがとても好ましく…。 時間が経ち、年も改…