古唐津 岸岳庵

24時間古唐津数奇 feat. 初期伊万里・李朝・木地盆

2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

旅茶碗

出張中です。 泡盛の地。 ゆえに今回は唐津ではなくコロ茶碗。 か、といってそれで泡盛を呑んでいる訳ではなく、 ホテルの部屋でお茶やお水を飲んだり、に使っています。 改めて使い勝手が良いなぁ、と。 少し長い出張なのでそろそろ帰京したくなって来まし…

心、安まるもの

白洲正子さんが「心安まる骨董」と題したエッセイで語られている。 体調が悪い時にたまたま手にした勾玉の触感が病による苦痛を和らげる事があった、と。 古いものが自分を癒してくれる。 …確かにそうかもしれない。 僕自身、嫌な事があった時なぞ独酌しつつ…

M.K.さんの片口

片口2連発。 M.K.さん蔵。 先般も書いたが立ち上がりがまるで筒茶碗のよう。 口辺も折り返す事もなく、スッとひきあげたまんま。 佇まいよく、手に馴染む形も良い。 実際の手持ちもよいし、大兄の片口と同じく独酌にジャスト・サイズ。 注ぎ口はシャープでお…

大兄の片口

片口。 その、なんとも愛らしいフォルムが僕を魅了して止まない。 酒器としての機能性も徳利よりも数倍優れている、なんて思ったり(風情では徳利に軍配があがるかなぁ…)。 拙ブログでもここのところ敬愛するお二人の片口を掲出した。 伝世&発掘伝世。 い…

銘 にぎり石

週末、M.K.さん宅へ。 本業のロケで氏のお茶室をお借りした。その写真をレイアウトしたCDサンプルをお届けに。 氏は数々の著作や媒体との仕事でクリエイティヴの何たるかを熟知されている。 そんな先輩に改めて今回の仕事をお褒めいただき、ホッと胸を撫で下…