古唐津 岸岳庵

24時間古唐津数奇 feat. 初期伊万里・李朝・木地盆

2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

織部さんのお寺

先々週の出張の折、「”へうげもの”に関わっている以上、行かねばならん!」と思い、織部さんゆかりのお寺にお参りした。 昨年夏に大徳寺にあるお墓<といっても謝絶の塔頭だから門前まで>にお参りした。が、今回は地元では「おりべ寺」と言われている興聖寺…

へうげもの、をcro-magnonと音楽で表現してみた

企画の立ち上げから1年半、ようやく形になりそうだ。本業の音楽を通じて、大好きなコミック「へうげもの」とのリンク。 講談社さんへ企画を持ち込んで担当編集者Fさん、Sさんと談判。彼らのお力をお借りして原作者:山田芳宏さんにご快諾いただいく。その直…

千々石ミゲル、という人

先達ての長崎行きの帰路、ここ数年ずっと気になっていた人の墓参に行ってきた。 その人、とは千々石ミゲル。安土桃山時代に遥々ローマまで行って当時のローマ法王に謁見した日本人。聚楽第で秀吉に謁見した九州人。 ただただ”天正遣欧少年使節”に惹かれて、…

春の窯跡巡り~その5

畑の原の窯里を後に三川内へ。その途中にある古窯、下稗木場窯跡。 川口誠二氏による名著”肥前の古窯”によると平戸系ではここと長葉山古窯だけで藁灰釉による陶器が作られていたようだ。 いつものように付近をそぞろ歩くも陶片は全く見当たらない。ようやくM…

菜の花の辛子和え~春の窯跡巡りその5~に行く前に

福島が気になってしょうがない。昨夜からの降雨でレベルが若干上がったようだ。備えあれば~というようにきちんと対策と対処をしておきたい。 ここのところの騒ぎを経て、御用学者を尻目にきちんとした評価を受けるようになった中部大学・武田教授のブログを…

独楽盆など~春の窯跡巡り~その5に行く前に…

正月実家に帰った際、感じの良いお盆に干支の置物などが飾ってあった。 手にとってみると栗の独楽盆だった。使い込まれているが、反りもなく、栗の質感が堪らなく良い。 気にしている様子に気がついた母は「それ、随分前にあなたがくれたものよ」と言った。 …

春の窯跡巡り~その4

雲がなかなか晴れずに長期戦の様相<諸事うまくいって、の話し>。時間の経過が惨劇の記憶や今も進行する悲劇を簿めだしている。また、それを後押しするように媒体を賑やかす情報の多くが事実とは反する虚偽に満ちている。情報過多の中で如何に冷静に真実を…

溝縁向付・皿~春の窯跡巡り~その4に行く前に…

もう結果が出てしまいました。あっけないものです。 今まで以上に”新・都知事”には頑張っていただきたいもの。 さて、先達ての窯跡巡りの渦中で私の何気ない呟きへのMさんのご返事。今までなかなか納得がいかなかったものがスゥ~っと合点がいった。 ●私:「…

春の窯跡巡り~その3

無駄なく、前進。そう思い日々を過ごしているが、なかなかに雲が晴れない。 現実はきちんと真正面から受け止めるつもり。負けないよ。 さてさて窯跡めぐり。 大草野窯跡で浸りまくり。Mさんの「古唐津、って見地で言えば外すべき場所かも。でも見てほしいん…

黒唐津天目小碗~春の窯跡巡り~その3にいく前に…

先達て、敬愛する方からいただいた黒唐津天目茶碗。 武雄系<”古武雄”ですね>、らしい。 釉調がよくて、若干傾いでるところがなんとも可愛らしい。サイズは径10センチに満たない小服。 同窯の陶片を用いて、綺麗な呼継がされています。呼継もくださった方…

春の窯跡巡り~その2

昨日夕刻あたりから悪寒がして、高熱を発する。2週間前と同じ症状だったので以前に処方された薬の残りを服用して早めに就寝。本日午前中にはまだ37度弱あったが午後にはほぼ平熱に。いつも診ていただいている掛り付けのお医者さんによると「花粉アレルギ…