2014-01-01から1年間の記事一覧
2014年もあと少し。 公使共に色々な事があった1年だった。 良い事、というより悪い事のほうが多く、ある意味ここ数年では最もエキサイティングだったような。 趣味の世界=古陶の世界で言うと「唐津やきもん祭り」にパネラーとして参加させていただいたり、…
過日、ご自宅でのお食事会に誘われた。 「何で俺が?」というのが正直なところだった。 来春にリンクする予定はある…が、親しい間柄ではない。 とにもかくにも嬉しかった事は確かだ。 仕事柄、大抵の事では臆さない。 けれども今回は緊張しまくりだった。 揃…
近所に拘りの酒屋さんがある。 …と、言ってもそういうお店によくありがちな”打ち出しの強さ”はない。 一見普通なんだけど。 接客はぶっきらぼう(先代の奥様らしきおばあさんはすこぶる愛想が良いが当代は…)。 僕はこういう感じが嫌いじゃなのでどんどん質…
先日のK師匠打ち合わせ時に「今回の特集、面白いよ!」と「目の眼1月号」のサンプル誌を いただいた(発売は本日12/1)。 特集は「酒籠をつくろう~目の眼的 酒器の愉しみ」。 編集長である白洲信哉さんは以前から色々な媒体で自身のお気に入りの酒器を携…
昼過ぎからMTG。 サクサクと進み、大方の形は見えた。 K師匠の”古唐津はじめ”から”今”に到る諸々。 かなり面白い事になりそうだ。 で、目処がついたのでゆるりとはじめる。 師匠は拙蔵の盃。 僕は師匠が最近入手された小井戸を御借りしスルスルと。 昼酒は贅…
先般の唐津行きの際、ほんの少し時間があったので草伝社O氏と飯洞甕古窯に参じた。 5月に確認出来なかったことが気になっていたので…。 それは飯洞甕下と上古窯の間にある、と言われている陶工さんのお墓の事。 「肥前の古窯」にその記述があり、かつ長崎の…
北波多から唐津文化の発信をしている草伝社さん。 http://soudensya.squarespace.com/ そちらをサポートさせていただいたイヴェント”食と器の縁結び presents 温故知新”が無事終了しました。 地元唐津はもとより福岡、そして遠く東京から50名近い人にご参加…
唐津出身N氏に「紹介したい人がいる」と誘われた。 予定時間に少し遅れて新橋の居酒屋さんに。 Sさんという。 名刺交換後に自己紹介をされて驚いた。 今週末にイヴェントを行う松の井旅館さんのご親戚、とのこと。 しかも私の本業とお付き合いのある会社に御…
過日、今年11月末の連休に行われる「窯元ツーリズム」&来年のGWの「唐津やきもん祭り」MTGがあった。そこに某誌のI氏が参加と聞いていたのだが、期せずして同誌編集長S氏も参加することに。 http://menomeonline.com/ 家が近所ゆえか何度も御見かけしている…
本業のMTG@横浜。 今宵「マーケット・イン」というものに翻弄されている日常からちょい離脱出来た。 職人の話しが深く刺さる。 なかなかに刺激的だった。 食べて行く為には買い手のニーズを汲む事が必須。 が、クリエイティヴは得てしてそれと相反する。そ…
出張で目白コレクションに不参戦…。 初日開場前のワクワクを体感できずに腐っていた。 親しい友人は戦利品の写真を送ってくるし…満足した様子が計り知れるメイルと共に。 が、良い事はあるもの。 ここ二日、異なる友人から二つの嬉しいモノを頂戴した。 一つ…
唐津はおくんちを目前に控え、皆がむずむずしているよう。 彼の地を60回以上訪れているが未経験。 大兄も毎年行かれているようだし、来年はマストかなぁ。 そんな大イヴェントを終えた11月末の連休に「窯元ツーリズム」なるイヴェントが行われます。 http://…
昨夜は久しぶりに大兄と食事だった。 今回は友人も参加、このメンバーでは3度目。 お店は赤坂の「かさね」さん(後で知ったがミシュラン☆だった)。 旬の食材をふんだんに、しかも粋に配した献立はどれもこれも美味しかった。 加えて供される料理ごと変えて…
久しぶりに先輩の店に。 好きな骨董屋さん。 大学の先輩であり、性格他、色々な意味で似ているところがあり…(失礼を顧みずに言っております)。 陶談から巷間の、どうでもよい噂話まであっというまの3時間。 いや~、とても楽しかった。 その中の、話題の一…
秋も本番。 拙宅近所のスーパーの売り場も、それはそれは賑やか。 実りの秋が溢れている。 特に野菜売り場はみているだけで楽しくなってくる。 そんな”肴”を物色していたら「酒」を切らしている事を思い出し、いつものK屋さんに急いだ。 夏酒にとってかわっ…
色々有った。 今後の人生を左右する事。 理不尽を是、としなければならない状況。 場を納める為に自分を殺した。 敬愛する人達の助言を受け、なんとか救われた。 時間が経つとじわじわ、と…どうにもこうにも消化不良な感じが湧いてくる。 以前にも書いたが5…
打ち合わせでその日は終わり、と踏んでいた。 が、彼(友人の編集者)はその後に「呑む」つもりだったよう。 軽く誘われて、仕事場から至近の居酒屋へ。 ビールで乾杯。軽い世間話の後に「てっきり持ってこられる、と思ったのでこちらも、と用意していたんで…
殿上人とあれやこれやの古唐津談義。 斑唐津の贋物からはじまって骨董業界の現況、等々。 「只管唐津を追いかけている、ただ只管に。病気の域かもしれないけれど、それが大事だったりで。 昔の自分はそうだった。今はいないなぁ、若い、そういう熱を帯びた人…
ここ一週間で東京も随分とクール・ダウン。 完全に秋モードだ。 スーパーの生鮮食品売り場には秋の味覚が溢れ、アルコール売り場では「秋味」が幅をきかせている。 今日もそれなりの暑さだったが、何よりも眩しく強い日差しが有り難く感じられた。 今宵。 元…
少し時間が出来たので色々教えていただいている骨董屋さんに顔を出した。 二ヶ月ぶり、だろうか? 自身の琴線に触れるものには出逢えなかったが、再会があり…。 たまたまいらしていた常連さんの所蔵品。 随分と前に手元を離れていった盃で振りも手取りも良い…
今日はお休み。 貧乏性でぐだぐだ出来ない。 朝ラン、からのスウィム。 身体を痛めつけて、近所のお店でサンドウィッチ(POPEYEの特集に触発され…)。 本業まで五時間ばかり。 で、久しぶりに昼酒敢行! ベランダに足を伸ばし、まとめ買いした七田・夏純の残…
昼間は本業でビッグサイトへ。 人の波に翻弄され、酷く疲れた。 帰宅後素早く夕食&入浴を済ませ、贔屓のベイスターズ観戦@TVK。 で、快勝! 心地よく独酌を開始。 そこそこ呑んだところで… 珍しく空腹感に苛まれた。 たまたま「炊きたての飯」があり、しか…
本日は終戦記念日、暑い1日でした。 物心ついて今年ほどセンシティヴな8月15日はありません。 時を経て古くなったものは要所要所で時代性を持たせる必要(=改める)がある。 その場合、きちんとしたプロセスを経なければならない、そう思っています。 ここ…
この週末は実家。 母から近所の博物館で「古武雄展」が催されている事を聞いた。 で、台風の猛烈な雨、風をぬって足を運んだ。 嵐ゆえ、館内に人影はなし。 邪魔される事無くじっくりと鑑賞出来た。 私は典型的な古唐津信奉者。 故に窯跡巡りの渦中、二彩や…
平盃だ! 夏酒だ! …と喧しく過ごしている。 いつもの片口、いつもの平盃~決まった顔ぶれでの独酌。 それがなんとも心地よい。 今年は今までと異なり、どうにもこうにも”磁器や陶器の徳利&盃”って気分にならない。 なので… ←全く出番がありません。 7月頭…
大兄に「七田 夏純」をいただいて以来、”夏酒”ばかり。 さらりとしていて、きらびやか。 気負わない感じも好ましい。 週末、ということで新たなる夏酒ディグに拙宅至近の拘り酒屋「唐木屋」さんへ。 …が、夏酒人気は”留まるところを知らず”状態らしい。 ほん…
ここ数日、本職でもプライヴェイトでも「唐津三昧」。 今日は首都圏における佐賀県の拠点、FACTORY SAGAさんにお邪魔してのMTGでした。 FBのフィードでも然り。 大好きなおすし屋さんやセカンド・ライフを名護屋の地に定めた先輩の日常が琴線をくすぐる。友…
以前、悪玉コレステロール問題でお酒の量を減らしている事を書いた。 勿論、お酒だけではなく、食生活全般にリミッターをかけつつ。 おまけにそれまで以上のハードな有酸素運動を課し…と、言う訳で2ヶ月で3キロ減。 元々痩せているほう。 そこからのマイナ…
美術史的見地から古陶磁が語られると、多分にロマンティックな要素が加わる。 嫌いではない。 いやむしろそのほうが好きかもしれない。 そこから生じる曖昧さやら、ストーリーがその魅力を増す調味料になるが故。 …が、それにも増して、最近は近世考古学的見…
故あって、友人の盃が拙宅にある。 碗形の黒唐津。 径8センチ、器高4センチ。 武雄北部系の、発掘の手。 釉にカセは全くなく、侘びた茶褐色が好ましい。 口辺に三箇所の直し(全く気にならないが)。 酒を注いだ時にゆらぐ見込みの轆轤目が美しい。 低いが…