古唐津 岸岳庵

24時間古唐津数奇 feat. 初期伊万里・李朝・木地盆

2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

目垢がつく、ということ

先日、気鋭の骨董屋さんを交えての座談会がありました。その模様はこちらの雑誌にて掲載予定。 http://www.ribun.co.jp/ で、座談会の本題とは逸れたところで「目垢がつく」ということが話題に。「目垢」、ねぇ。良いものを手に入れたら自分や限られた人にし…

掛け分けの徳利 Vol.2

先日の徳利がこの一週間、頭から離れず… http://blogs.yahoo.co.jp/mstmrtrsp/31359425.html この二つの片口と等価交換して、我が家に来てもらいました。 http://blogs.yahoo.co.jp/mstmrtrsp/31033694.html 前にも書きましたが、「武雄系一位ノ樹山古窯の掘…

これって凄い!

このイヴェント、って参加マストですよね! http://www.kakiden.com/gallery/2010/0315.html 何があっても会社、休みます!代休、ただでさえ消化してない訳で。こういう時にやらにゃ(笑)。

久しぶりの徳利

先日の「掛け分け徳利」http://blogs.yahoo.co.jp/mstmrtrsp/31359425.html に刺激されて、久しぶりに無地唐津の徳利を取り出してみた。 この徳利について詳しくはこちら http://blogs.yahoo.co.jp/mstmrtrsp/3515340.html お酒の切れ、手持ちの感じも良い。…

真贋

ブログ更新200回を超えたところで、実体験を通しての贋物について書いてみたい。 時には偉そうにブログで古唐津を語っていたりするが、自分自身2度、贋物を買った事がある。 一度はヤフー・オークションで、もう一度は個人売買。 現代陶から古唐津にとい…

掛け分けの徳利<Not 牛石>

先日、唐津に強い都内の骨董屋さんで独酌にぴったりサイズの徳利を見かけた。 肩付きの形で首から肩にかけて鉄釉、それより下は土灰に長石を混入したと思われる釉薬。酸化気味の焼成で枇杷色。惜しいかな首は呼継ぎで高台は糸切り、土味は鉄分やや多めだ。器…

最近のFAVORITE

立て続けの更新。 最近はこの盃ばかり使っている。「ぐっ」と来るおもみと見込みの広さ、そして何よりたっぷりとした容量。 2009年初夏に購入。随分となじんできた今日この頃。

トム・ブラウン

20年ぶりに「POPEYE」を買った。表紙にトム・ブラウンがでていたから。 そうそう着れるものではないし、高い。けど、このテイストはたまらなく好きだ! http://e-daylight.jp/fashion/thom-browne/index.html

手入れ

昨日、やんごとなき事があり一日在宅。PCは壊れてるし、ひたすら本を読んだり。 で、暇を持て余し木地盆磨き。化繊で磨くと艶が出て気持ちが良い。靴磨き同様、こういう愛玩の品を手入れするのって結構好き。 やっぱり変わっていますな、私は・・・つくづく…

エビの絵

写真を整理していたら、唐津城天守閣に展示してある古館九一翁寄贈の陶片を写したものがでてきた。 よく書籍にでているエビの絵<手長エビ?>。 そういえば初期伊万里ではあるが僕もこんな絵の描いてある欠片をもっていたなぁ、と。 いずれも朝鮮半島から来…

唐津・織部2

前回のブログで掲出した織部の高台側、こんな感じです。三つ足が付いています。 大平、という古窯産なんでしょうか?美濃数寄の皆様、宜しくご教授ください。 おまけの写真は手放した山盃の高台<何度もこのブログには登場済み>。今は何処に・・・。

唐津・織部

2003年年末・徳島で出会い、2004年春に手元に来た、初めて大枚叩いた古唐津・中途伝世の山盃。 一昨日、手元を離れて行きました。 で、入れ替わりにこの織部がやってきました。伝世ですが、落としたようで角が一箇所共の直し。美濃に強い骨董屋さんにお話し…

ナイス!

いただきものですが、なかなかに面白く・・・。 韓国の陶芸作家の著作「神の器」。~壬申倭乱:文禄・慶長の役で朝鮮半島から連れて来られた陶工の物語。ディテイルの描写も素晴らしい。 http://www.ribun.co.jp/booknew/index.html 李朝・古唐津、初期伊万…

作家・梶原靖元氏

渋谷黒田陶苑に梶原さんの作品をチェックしに行ってきました。古陶の趣はあれど、革新性が共存した世界はワン&オンリー! http://www.kurodatoen.co.jp/current_exhibition/index.html その後一献傾ける事に。 氏の焼き物への思い、作家魂に触れ、いろんな…