古唐津 岸岳庵

24時間古唐津数奇 feat. 初期伊万里・李朝・木地盆

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

梶原さんと藤の川内

週末、仕事が予想以上に早く終ったので渋谷・黒田陶苑さんで開催されている梶原靖元さんの個展「新しい古唐津」に顔を出した。 白飯洞、斑、いずれも古唐津の完全なる復元(陶土の精製から全てにおいて)とそこに新たなる梶原ワールドを表現する技に改めて驚…

雪と勝手に育つ酒器

朝から「今夜は雪」と予報は告げていて、20時過ぎにその通りになった。 急いで帰宅し、シャワーを浴びて部屋に戻ると雪の日特有の「し~ん」とした感じ。雪が音を吸収しちゃうぐらいだからそれなりに積もったのかなぁ、とカーテンを開けて驚いた。 ほんの3…

磁器の口当たり

太田和彦さんが著作にしたためておられる「日本酒は磁器に限る」と。 古唐津数奇、としては正直「どうなの?」って思っていました。でも、昨年末に初期伊万里の盃が 手元に来てから、何となく氏の言わんとすることがわかってきたような。 陶器は、特に、燗酒…

沓茶碗、というもの

大学の先輩がお茶を立ててくださった。 茶碗は松浦系の絵唐津沓茶碗。 かちんかちんの還元炎焼成で、奔放な鉄絵が赤褐に発色している。釉調と絵の、そのコントラストが実に美しい。高台は二重、土味は道園にちょい鉄分が多くなった感じ(カメヤ、かなぁ?)…

転換期

2011年、古唐津、初期伊万里、李朝、織部と好きで集めた古陶を「必要最小限に削ぎ落として」きた。 使わないものは手元におかない。 だから僕の好きな物はそれなりにタイトかな、と思っていた。 さらに~ ここ数日、年末に買った徳利やら、私事の算段やらで…

2012年

大晦日にイヴェントがなかったので、例年と比較するとゆったりとした年末・年初を過ごしています。 改めて… 新年明けまして御目出度うございます。今年も勝手な事をつらつらと書いて参りますが拙ブログを なにとぞ宜しくお願い致します。 本日は昨年末に知己…