古唐津 岸岳庵

24時間古唐津数奇 feat. 初期伊万里・李朝・木地盆

2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

平戸系の本拠地、城下町平戸

平戸。 日本史が好きであれば”はずせない城下町=松浦党の本拠地”。 M師匠のお心遣いで彼の地を訪れる事に。 (前回のブログで綴った福井古窯を後)一路平戸へ向った。 福井古窯より30分程でほど平戸市内に。 行き先方向板には(生月、平戸城跡、オランダ塀…

唐津陶、最西端の窯跡

過日、本業の出張で佐世保へ。 翌日、帰京のフライトまで時間がかなり有り… 乞うて長崎のM師匠と同地で御逢いする事になった。 一年半ぶり。楽しい陶談に日頃のストレスも吹き飛んだ。 (相変わらず若々しい!) 時間はそこそこある旨を話すと「じゃ、平戸あ…

斑、斑、斑

伝世。 この言葉の重みがわかるようになったのは、つい最近の事だ。 そんな、伝世の古唐津盃に昨年末から数たび、触れる機会に恵まれた。 奥高麗、斑のとくり、盃、そして皮鯨やら…。 で、これ。 そうそうあるものではない。 が、同型のものに見覚えがある方…

奥高麗盃

奥高麗。 これが茶碗であれば…。 以前、拙ブログにて紹介した盃を改めて。 茶碗ではない。 …が、この盃は「奥高麗」を満たすべき条件にあてはまっていますね。 凛とした高台。 とろとろの釉調。 見込みよし!酸化炎焼成ゆえのやわらかさ。ブリも良し 嗚呼、…

垂涎の酒器~クリエイターの眼

昨年末の「Next Lebel酒宴」を期に、畏れ多いながらもリンクさせていただいている方。 その後もFBを通じて時折情報交換していたが、漸く2ショットで酌み交す機会に恵まれた。 場所は人形町。 以前、大兄に連れて来ていただいた江戸風情溢れる凛とした佇まい…

鎌倉古道と、白洲正子著「鎌倉街道を歩く」

里山に関しての記憶。 ここ数ヶ月の、武相荘さんとのリンクがそれを呼び戻している。 以前にも書いたが、ここのところそんなご縁もあって白洲正子さんの著作を本棚から引っ張り出し、 中でも「鎌倉街道を歩く」を読み返している。 手入れされた雑木林、谷戸…