古唐津 岸岳庵

24時間古唐津数奇 feat. 初期伊万里・李朝・木地盆

2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

汗をかく徳利

徳利に冷酒。あまりやらない組み合わせ、ってか今までないかも。 冷酒=片口でなければ、と思っていたりで。 なんとなく、でやってみる。 拙宅へ来て8年になる堅手。 いつもは燗をつけられて「トロ~ン」としている。が、冷酒を注ぐと瞬く間に結露で茶色く…

徳利のこと、など

一ヶ月ほど前に徳利を買った。 発掘もので、口辺の2/5が欠損していた。 …なんでお直しに出す。 修理が終わる前に諸々準備~ ●箱がなかったから組箱をオーダー(→名古屋) ●その箱が上がってきたので組紐をオーダー(→京都) ●徳利を包む古裂を使った緩衝布と…

馴染みのおすし屋さんにて

休日出勤の土曜夜、馴染みのおすし屋さんにおもむく。 朝から只管にここのつまみ<蛸>が食べたくて、食べたくて。 勿論、My盃も携えて。 いつもは「盃、持っていらしてますよね?」と問うてくるご主人だがこの日は「たまにはこの盃で呑んでみて」と中里隆さ…

秦秀雄さんの、古本

秦秀雄さんの著作が好きだ。 凛とした文章は勿論のこと、ご本人のキャラ立ちがやばい<←失礼を省みず>。 聞いたりする話しでは時として危うい、というか人間臭くてそんなところが僕を魅了してやまない。 何より”唐津数奇”だし。 でも 著作はまだ4冊しか読…

先輩の、馬盥盃

親友の骨董屋さん、グループ会社の先輩、そして自分の3人で酒宴。 先輩が持って来られた馬盥盃にやられた。 …「ガツーン」って感じ。 お酒を注いだ後の見込みはなんとも言えない美しさ。 手持ちもすこぶる良い。 手に馴染み、ちょうど良い重さ。径は10セン…

嗚呼、平戸系

敬愛する、肥前陶磁マスターから職場に荷が届いた。 プレゼント、だった…。 心あたたまるメッセージを添えて。 平戸系葭之本古窯発掘、溝縁小皿。 ツン、と立った頭巾、迷いのない高台の削り、そして平戸系お決まりのきめ細かい土味。 琴線に触れる佇まい。 …

大川原の陶片

先達て覗かせていただいたブログ→http://blogs.yahoo.co.jp/jjkmb916/3885979.html で岸岳外系大川原古窯の陶片について触れられていた。 ←この古窯(家屋後ろの杉林が古窯跡)は色んな意味で思い入れがある。 はじめて買った斑釉の古唐津はこの窯の小皿<斑…

ヒッコケモン

以前から酒肴~(といってもほんの少しで肴としてOK、例えば酒盗とか塩うにとかの発酵ものだったり)をのせる磁器の小皿が欲しかった。径8センチぐらいの、手持ちの酒器に合わせやすい初期伊万里とか。…けれど傷気の少ないものは人気があってそれなりにお高…

酔ったついで

松任谷さんみたいな天才がいらしたおかげで今の僕らがあります。 影響され触発され… この曲は意識せずして、影響大なのかなぁ。野崎良太氏、Respect! 自分が関わった曲では相当好きな曲です↓。2サビ以降のインタールードの展開、田中義人氏のギター、ヴィブ…

酔っているので

町田で育った。 母の実家からの帰路、中央高速国立インター~聖蹟桜ヶ丘~鶴川~実家のある本町田。 首都高3号線~東名横浜インターからの帰路より↑のほうが何故か好きだった。 何度かそんな経験をした後にこの曲を聴いた…衝撃だった ~確か文化放送、だった…