古唐津 岸岳庵

24時間古唐津数奇 feat. 初期伊万里・李朝・木地盆

2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

杉箱

ここ数年で蒐集した器もろもろ。箱のないものも多かった。で、ボーナスを見込んで一ヶ月ほど前に”古唐津と相性が良い”と言われている杉箱を箱職人さんにオーダーした。 片口、ぐい呑み、そして向付を数点。 組み箱で杉の古材、真田紐は絹袋といった仕様・・…

斑唐津について~3

ここのところ、"超”のつく多忙で、古唐津に想いを馳せながらもどうにもならない日々が続いている。今日はスタジオ作業やライヴ等がないため、休日出勤をして溜まっていた経費の精算。電話のならない、人気のないオフィスで一人PCに向かうというのは嫌いじ…

お詫び

先日、PCを弄っている最中にせっかく書いていただいたコメントを消去してしまいました。興味深いものであったので力入れてレスを書いていた矢先に・・・。 「斑、薩摩仕掛人説」を唱えられていた方には、本当に申し訳ないことをしました。 この場を借りまし…

斑唐津について~2

斑、といっても色々。 ステレオ・タイプのランク付けだと、上位は帆柱~更屋~道納屋~山瀬~藤の川内~大川原=櫨の谷<ほとんどないが・・・>と言った感じか<阿房谷、大谷はこの際抜かします>。 大川原古窯の、還元炎焼成の斑はほとんど土灰釉のような…

斑唐津について

斑の筒を見せていただいてから、この一週間、そればかりを考えている。 そんな中、足を運んだ骨董屋さんで一頻り”斑談義”で盛り上がる。で、「どうして伝世品がほんの少ししかないのか?」というトピックでヒート・アップ! 確かに斑の伝世は無地や絵唐津と…

骨董について

昨日、本業の空き時間に以前より伺いたかった骨董屋さんに顔を出した。 こちらが古唐津好き、ということがわかると親切、丁寧に商品をご紹介いただき、色々なお話しをしてくださった。唐津市ご出身の店主のお話は「掘り師」なるののが存在していたおおらかな…

斑唐津酒盃

先日、最近知り合った方から斑唐津の筒盃を見せていただいた。 発掘の手ではあるが大振りで、釉調がすこぶる良い。見込みも綺麗で酒を注いだ景色はさぞかし美しかろう、と容易に想像できた。聞くところによると某骨董誌の所載品、らしい。なかなかの品だ。 …

骨董市とネット・オークション

ここ数年、骨董市から足が遠のいている。と、いうのは市そのものに魅力を感じなくなったのと、ヤフオクをはじめとするネット・オークションのほうが遥かに安価で面白い買い物ができるからだ。 親しくお付き合いさせていただいている数軒の骨董屋さんや蒐集家…