古唐津 岸岳庵

24時間古唐津数奇 feat. 初期伊万里・李朝・木地盆

2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

またも木地盆

ふらっ、と立ち寄った立川・諏訪神社の骨董市。 手ごろな値段で立ち上がりの低い木地盆があった。なかなか良い雰囲気。骨董に関して、衝動買いは極力慎もう、と昨夜思い定めたばかり。で、あるのに結局買ってしまった。同じ寸法のお盆が4枚になった。一体何…

片口の切れ

古唐津の片口には「お酒の切れ」の”良いもの”<薄い注ぎ口>と”悪いもの”<厚ぼったい注ぎ口>がある。「下手な職人が作ったから、この片口は厚ぼったい注ぎ口なんだよ」と言う人に何度か出くわした。 僕はそれぞれ用途を考えて作られていた、と考えています…

モノバナレ

以前は「いいなぁ」と思って購入すると、とことん使った。 けれど最近はちょっとでも不具合があったり、思惑と異なっていたりするととたんに使用頻度が落ちる。使われないより使われたほうが器は幸せって思う性質ゆえ、新規購入の下取りに出したり、売ったり…

玉石混淆

忙中閑あり。 毎年この時期はバタバタなのだが、なんだぁかんだ言いつつも時間を作って骨董屋さんを覘いている。 先日、ずっと気になっていながらも、その敷居の高さゆえに通り過ぎていたお店に勇気を持って踏み込んだ。”超”のつく上から目線のご主人。しど…

大振り、小振り

いつごろからか、大振りの盃ばかりを使うようになった。酒量が増えたというわけではないのですが・・・。 それなりの大きさの、それなりにお酒が入った盃を持ったときの、あの「ぐっ」とくる重さが”お酒を呑んでいる”という気持ちを助長してくれるからかな?…

使われざるモノ

苦労してなんとか手に入れたシロモノ。が、使ってみるとなんだか合わなくて次第に使わなくなってしまうもの、ってありませんか?僕の場合、多々こういったことがあります。 器って使ってナンボ、って思うから”そういうモノ”は必然と売りに出したり。近日、ま…