古唐津 岸岳庵

24時間古唐津数奇 feat. 初期伊万里・李朝・木地盆

2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

美濃陶の里

日曜、名古屋への日帰り出張。仕事は午後からだったので早起きして最近気になっている桃山・織部の窯里、土岐市、多治見市に行って来た。 自宅をでたのが7;15で10:45には土岐市駅頭に立っていた。唐津や伊万里に比べると近い近い! 私もよくブログを…

古唐津に関する古書

先日一力安子さんにお会いした時にご兄弟の著書についての話になった。帰宅後早速探してみると、何点かがひっかかり、早速オーダー。そのうちの一冊が今日、手元に届きました。 昭和18年刊行「美術工芸」。太平洋戦争が激化し、日本の快進撃が陰りを見せ始…

珍品2<織部との関連性>

時間を無理やり作って、友人の骨董屋さんと呑み。その席で見せていただいた絵唐津の小徳利。携帯に画像を送っていただいた時には正直<?>な感じでしたが、実物は間違いのない本家、でした。 写真では伝わりづらいかもしれませんが、土味はどちらかというと…

珍品

昨夜から仕事http://jazztronik.com/index1.htmlで長野に来ている。仕事で以前に甲信越エリアを担当していたが、担当を外れて以来だから15年ぶりぐらい?冬季オリンピックを経て街は相当変わったらしいが、15年ぶりの僕には良い意味で全く違う街に思えた…

西荻

昨日は休日出勤。そんなに遅くならないと思われたので「夜は西荻の居酒屋に行こう!」と”My盃”持参で家を出た。 仕事は思った以上に早く終了。一路西荻へ。骨董屋さんも開いている時間だったので、ちょこっと顔を出す。すると(!)な出物が。先立つものはな…

杉箱・3

先日書いたトピック「杉箱・2」で多くのお問い合わせをいただきましたので詳細を。名古屋の職人さんで「桐箱 たなか」さん http://kiribako-tanaka.com/index.html 細かいリクエストにも親切に応じてくださいます。おまけに迅速な仕事っぷりです。愛玩する…

金原陶片翁

偶然なのですが・・・、このブログの名前”岸岳庵”。 前述の古舘九一翁、田中丸善八翁を支えた古唐津研究の第一人者・金原陶片<京一>翁が名乗っていた号、でもあったんですね。つい最近その事実を知り、びっくり。な~にも知らずに「オリジナルだ」なんて思…

古館九一翁・一力安子さん

過日、一力安子さんを訪ねた。 昭和初期に唐津焼の復興、そして古唐津の発掘、研究に尽力された愛陶家・故古館九一翁の愛娘である一力さんとお付き合いさせていただいて早2年が経つ。ここ半年、体調を崩されていたが全快され久しぶりにお会いした。お二方に…

杉箱・2

以前このブログでも触れた黒唐津の山盃。 あわせの箱もなかったので杉素材で新たに注文。その箱がようやく上がってきた。いつもお願いしている名古屋の箱屋さんは杉に関しては古材を使用している。新品の桐箱のあの”白いバリバリ感”が苦手な僕にはぴったり。…

雪見酒

どんどん気温が下がってきています。普段は真っ黒な家々の屋根がぼんやり白く薄化粧。未明にかけてまだまだ降りそうです。いっぱい降って汚い東京を隠してほしい。 それはそうと二日連続の燗酒。しかも今宵は”雪見酒”。花粉症はひどいけど、幸せです。 ニッ…

番外編・西伊豆

今から30年ぐらい前に、父によく”防波堤釣り”に連れて行ってもらった。いろんな場所に行ったが、その中でも特に足繁く通った地が西伊豆。江之浦、長浜、木負<きしょう>、等々。そんなエリアで当時既に歴史好き<城好き>であった自分が行くたびに(?)…