古唐津 岸岳庵

24時間古唐津数奇 feat. 初期伊万里・李朝・木地盆

古武雄

この週末は実家。

母から近所の博物館で「古武雄展」が催されている事を聞いた。
で、台風の猛烈な雨、風をぬって足を運んだ。

嵐ゆえ、館内に人影はなし。
邪魔される事無くじっくりと鑑賞出来た。
私は典型的な古唐津信奉者。
故に窯跡巡りの渦中、二彩や象嵌系は殆どチェックしなかった。
…が、今後はそういう訳にはいかなくなるだろうなぁ。

朝鮮渡来陶工一世から二世、三世。
また彼らから学んだ日本人陶工が苦心してなし得た品の数々。
彼の地では既に過去のものであった三島を日本人の意向で再現。
二彩も磁器との競争の中で創出、量産されたもの。

想いは遥か肥前の地に飛ぶ。
今年中にも行く事になるだろう。
二彩、三島を産した窯跡をじっくり巡りたい、そう強く思った。

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←実家近くの拘り酒屋さんに「七田 夏純」があった。
大兄が教えてくださった逸品。
当然纏め買いです!