古酒の愉しみ方
ご近所に拘りの酒屋さんがある。
接客はそっけない。
が、アドヴァイスは超的確。
そんなで通うようになってはや十年が経つ。
先日、「今のおすすめはなんですか?」と問うと「古酒はどうですか?」とレスポンス。
「酒蔵は開栓したらすぐに呑みなさい、っていうけれどそのまんまにしても大丈夫なんです。
逆に美味しくなるものもありますよ」とおっしゃる。
「寝かせておくと熟成が進んでお酒に癖がついちゃう訳だけれど、それはそれで好きな人にはタマラナイお酒に成長するんです」とも。
教えに従い、お店で寝かせていたものを求め、早速トライしてみた。
普段良く呑む佐賀・天吹純米の古酒。
確かにオリジナルと全く異なる。
深いコクが生じて美味しい。
「呑む」というより「なめる」。
そういえば、大兄に連れて行っていただいたお店も開栓して数年寝かせたものを供してくれたことがあったっけ。
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mstmrtrsp/20010101/20010101011600.jpg)
容量八勺の、ガラス鎬徳利と初期伊万里平盃で時間をかけて楽しむ。
そんなこんなで日本酒好きが更に加速中であります。
ここのところ、こ~んな感じ。