古唐津 岸岳庵

24時間古唐津数奇 feat. 初期伊万里・李朝・木地盆

古唐津太郎さん 2

先日、本業のオフィスに出版社から電話があった。
デスクから取り次がれた時点では「?」でしかなかった。

要は「編集部気付で僕あての手紙がきている」ということ。
ピン、ときた。
「古唐津太郎さん!?」…。

的中であった。

翌日転送されてきた封書の宛名書きには見慣れたあの毛筆。
本当に美しい筆致だ。
数えて5回目のお手紙。

大意は…
「もっともっと古唐津にのめり込んでください」
というもの。前回いただいた「目の眼誌 初源伊万里特集」に関する厳しさはなく。
頂いたお便りの消印から察するに僕がここで「突進力の劣化」を記した後。

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気を掛けて頂いたよう。






この場を借りて、お礼を。
有り難う御座いました!

ご提示の件、しっかりと受け入れ、自分なりに考えていきます。
旧習や先達のしたためた文献、それはそれ。
僕なりの、近世考古学の視点…先人の著作にとらわれること無く、
時代性をもった視点で古唐津に向き合って行きたいと思います。
モノに対する執着よりも、そのモノが持つストーリーに対して力点を置いて。

何よりも窯跡巡り…っていうか、その現場感は僕のデフォルトです。
意見の相違はあると思います。
…が、多様性ということでご理解いただきたく。

今後もと宜しく御指導ください。

嗚呼、古唐津太郎さんと対面にて肥前陶磁談義に興じたいものです。

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七田夏純を過ごし、とても心地よい梅雨の晴れ間。