白洲正子さんが「心安まる骨董」と題したエッセイで語られている。
体調が悪い時にたまたま手にした勾玉の触感が病による苦痛を和らげる事があった、と。
古いものが自分を癒してくれる。
…確かにそうかもしれない。
僕自身、嫌な事があった時なぞ独酌しつつ、いつも以上に高台をさすったり、徳利をなでたりする。
そうこうするうちに邪気が去って前向きな自分になっていたり…。
日々忙しく、慌ただしい。ストレス過多。
それ故に(骨董=癒し)の世界に逃げ込んで自分をリセットしているのかも、と思ったりしています。
また、そんな場所があってよかったなぁ、と。