古唐津 岸岳庵

24時間古唐津数奇 feat. 初期伊万里・李朝・木地盆

長良川おんぱく これからの骨董の、愉しみ方

先週末、勝見師匠と岐阜行。
長良川温泉を中心としたフェスティバル「長良川おんぱく」。
その、数多あるイヴェントの中の一つ「これからの骨董の、愉しみ方」なるトーク・セッションに
師匠共々参ずる為に。

朝早いイヴェント故、前日昼過ぎに現地入り。
師匠のリクエストのもと、美濃古陶磁研究会の重鎮Mさん、Sさん、MJさん、そしていつもお世話になっているMYさんのナヴィゲートのもと、岐阜市内、および市外のギャラリーを巡った。

中でも市内、並びに市外のアンティーク&古玩ショップが素敵だった。

まずは岐阜市内の「Honda Crafts&Antiques」。
店主の美学が隅々まで行き届いたワンダーランド。

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入店するやいなや、師匠のはしゃぎっぷりや半端なく…。ヨーロッパ、アメリカのみならず日本の古陶もそこかしこに。

随分買ってました、師匠はw。
僕は?と言えばブリキの小さなおもちゃを購入。





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次に向かったのは関市にある「Antique28」。
熊であったり、猪であったり、猿であったりが跋扈する(らしい)深山にある、カッティングエッジなお店。
ここでも師匠は目をキラキラ。
澄んだ空気の中で古いものに触れる時間。
とても心地よく、心躍るお店だった。






帰路は長良川沿いに南下。
サンセットに浮かび上がる金華山がありえないぐらいに美しく、
その後の酒宴もたまらなく…。
「良い日だった」と寄宿後、同室の師匠としきりに語り合った。

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で、翌日の本番(宿泊した部屋から。
金華山長良川をはさんで真ん前!ハンパナイ!!)。






100名弱が詰めかけた会場。
事前の関係者からの言とは異なり、岐阜の骨董数奇大集合の感がありましたが、師匠とゆるくお話しさせていただきました。

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僕としては初めての、古唐津が主題ではないトーク・セッション。師匠共々、惹かれている秦秀雄翁を引き出しつつ、骨董の「不良性」やら、その「接し方」なんぞを語り合った。事前は些か不安もありつつでしたが結果、思うところは共有出来たかな、なんて感じた次第。

良い佇まいの古唐津をお持ちの、拙ブログの読者の方(ナイスなものをお持ちで…)とリンク出来た事も嬉しく。

日々触れるもの。
そこに古いものをひょいと採り入れる。
使う愉しみやら、味をつける愉しみやら。
そんなこんなで満ち、整って行く心…。

色々と刺激を頂き、改めて「こういったアクションは引き続き行いたいですね」と帰路、勝見師匠と熱く語り合いました。とにもかくにも本当に刺激的な二日間でした。

重ね重ね、美濃古陶磁研究会他、ご協力いただきました皆様、感謝しております!
それにしても強者な先輩方の蒐集品は凄きものばかり。
モノと持ち主のパワーに只管圧倒されまくりでありました。

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織部は美しいですね~。