古唐津 岸岳庵

24時間古唐津数奇 feat. 初期伊万里・李朝・木地盆

”新唐津ノススメ”@武相荘

3/27日曜日。
武相荘で勝見師匠のイヴェント”新唐津ノススメ”、のお手伝いでした。

師匠が唐津の窯元まで出向きチョイスした現代陶唐津焼作家の酒器。
それらを展示販売すると言う試み…90年代初頭、ジャイルス・ピーターソンによってチョイスされたジャズが懐古主義的でない、自由なダンス・ミュージックとして解釈され覚醒した。それと同じように、師匠のチョイスする唐津は「古唐津」と2016年という「今」、2つのフィルターを通り新たな息吹を得たように思う。いずれの作家も「古唐津がなんたるか」をしっかりと押さえた、奇をてらわない作風がなんとも心地よい。

予報に反して春めいた陽気に包まれた武相荘・能ヶ谷ラウンジでの展示会。

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それはそれはうららかで(これからの武相荘は一番良い季節ですね…)。開園直後よりお客様が来場され、陳列していた酒器はあっという間に売れていきました。








拙ブログでも、また、先だっての武相荘での古唐津イヴェントや唐津でのそれに参じてくださった方もいらしていただき、加えて敬愛する諸先輩方も加わり、本当に楽しい時間でした。

因みにイヴェントは場所を移し、4月16日、17日に渋谷セルリアンタワー東急ホテル2Fぎゃるりあじゅーるにて追加開催予定。勿論、新たな展示品ばかり。お時間のある方は是非足をお運びください!
(勝見師匠は16日のみ在廊)

…などと書きながら手元に来た、勝見師匠 監修&梶原靖元さん作の面取り唐津盃にて独酌中。
多分、飯洞あたりの砂岩水簸の陶土と土灰釉の組み合わせ。口当たりが良く、手に馴染む。
高台の削りもスリリングでさすがだなぁ、と。

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岩の蔵が美味い。








そういえばごちそうになった武相荘レストランの「白洲家レシピの海老カレー」
…美味しかったなぁ。
おかわりしたかったw。

★追伸:西日本新聞にて「古唐津のぐい呑展」と連動した連載が本日より、4月8日より佐賀新聞にて「唐津憧憬」なるエッセイを連載をさせていただくことになりました。