友人と斑談義。
そこで気がついた。
斑というと、図らずも「真贋」という見地に立っていることを。
「斑は贋物が多いから」という諸先輩方の言、そして10年ちょっとの、経験則故か…。
骨董だから贋物がつきものなのはしょうがない。
けれど、もう少しピュアに接する事が出来たらなぁ、と。
白濁した
釉薬。
還元炎
焼成で素地が透ける箇所が数多ある、正に”まだら”になっているもの。
諸先輩方の、そんな古
唐津を見せていただく度に、本当に美しいなぁ、と思うのです…。
400年前の市場では、あまり受け入れられなかった焼き物。
今の値段は狂気の沙汰、か。いやいや、値段でモノを示すのが一番わかりやすい。だからこれで良いのかな。
つらつらと思った事を。