Oさんの酒器(写真追加Ver.)
先だって九州に行った時に友人の紹介でOさんと知己を得た。
おこがましくもお会いした瞬間になんというか”自分に近い”ニュアンスみたいなものを感じた。
で、氏の懇意にされているお店で一献酌み交わすことに。
古唐津の陶片がさりげなくディスプレイされ、予約していただいた個室が躙り口をくぐって入る六畳間、なんていう素敵なお店だった。
勿論お料理も秀逸。
ビールで乾杯の後に、日本酒。
おもむろにとりだされる酒器の数々。それらをみて、言葉を失った。
凄いの何の…。
(後列左の徳利は高台際に斑釉が散見される)
徳利はいずれも藤の川内。初期伊万里も伝世もんは
そうあるもんじゃありません!
高台サイドはこんな、です。左上の徳利が斑釉の上に飴釉がかかっているのが視認出来ると思います。
感想は、と申しますとシンプルに”素晴らしいもの”でありました!
それらでお酒も呑ませていただき良さを体感しまくり。
器自体、O氏の愛玩の様子がうかがえるすこぶる良い味の付き方をしています。
特に斑盃は還元焼成で斑らしさが随所に散りばめられていて、「いつの日か!」なんて野望を抱かせる魅力満載な代物でありました。
う~ん、あるところにはあるんですねぇ~。
Mo' Better Blues