古唐津 岸岳庵

24時間古唐津数奇 feat. 初期伊万里・李朝・木地盆

大兄の隠れ家と東美

大兄と久しぶりに一献。
いつも「!」なお店に御誘いいただき、そのたびに世界が拓ける自分。
今回もそんなお店でした。

ストイックなまでに隅々まで店主の美意識が行き届き、更に超絶の酒&肴。
拘りがさらりとしていて、気持ちが良い。
びっくりしたのは古唐津の筒やら黒高麗の盃が”普通”に使われていたり…。
「なんなんだ、この店は!」という感じでした。
(大兄がいなければ間違いなくリンク出来なかったなぁ。感謝、であります。)

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楽しい陶談は時間を過ぎ行くのを忘れさせる。
あっという間の三時間でした。
←道納屋谷 VS 藤の川内





…で、本日。
古陶に理解のある友人のアート・ディレクターを伴い東美特別展に。
いいなぁ、これほしいなぁ、が数点。
これ…?、も数点。

印象的だったのは普段じゃ足を踏み入れる事さえ憚られるお店のブース。
ウィンドウ越しの酒器をじっ、と見つめていたらその向こうに陣取った、骨董業界のレジェンドが親切に「どうぞ」と取り出して見せてくださった。良い形、釉調もよし、サイズもよし。勿論値段も良し。
「いつか出会いたいなぁ、ってか出会うでしょ」ということでお礼をいって場を離れました。
あれ、マジで良かったなぁ。

余韻を引きづり、またしても前述のお店に16時に推参。
今日は日本酒&ワインで至福の週末。

大兄のお店と一つの酒器。
良い刺激をいただいた一週間でありました。