陶友
なかなかに時間がとれない。
忙しい事は良い事、と理解しつつ、古陶に接したくもなかなかに…。
嗚呼、骨董屋さん巡りやら、陶友と一献交わしたいなぁ。
そんな最中にふっ、と思い立ち陶友に電話。
何度かのすれ違いを経て、ようやく繋がる。
「お久しぶりです」の挨拶もそこそこに陶談=肥前陶磁話。
何度も窯跡を巡った仲間、一で十がわかる感じが堪らなく嬉しかった。
今宵は敬愛する大兄から着信。
どうにもかなわずお誘いをお断りする。
「申し訳ない」という気持ちの上にお誘いいただく「気持ち」が嬉しくてならない。
今週は忙しい。
けれど陶友達に力をもらった。
明日は早いけれど、嬉しい気持ちがたかぶって久しぶりの独酌。
酒を注ぐとじわりとしみ、が。
大分味がついて来て益々好きになって来た刷毛目盃=小皿。