波縁
「窯跡からまだまだ小皿なんかでてきます。たかが小皿ですがあれを再現しようとなるとそう簡単にはいきません。あの高台や口辺のシュパ、っとした切れ味をだすのは。ましてや波縁とか」。
彼は松浦系の陶片を例にされた、と推察されます。
そう言えば、小皿は買っては売りを繰り返していますがもう一手間かかった、波縁の小皿はまだ下取りも売ったこともありません。より陶工の息吹が身近に感じられるせいでしょうか?・・・。小皿が蒐集心を擽る事は少なくなってきたけれど、波縁にはいつも揺さ振られている。なんかあったらまた無茶をしてしまうんだろうなぁ。
なんの落ちもない所感、でした。
*長崎に原爆が投下されて随分経ちました。この事実をきっちり次世代に伝えねば、と改めて確認した次第。