古唐津 岸岳庵

24時間古唐津数奇 feat. 初期伊万里・李朝・木地盆

斑唐津について~2

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斑、といっても色々。

ステレオ・タイプのランク付けだと、上位は帆柱~更屋~道納屋~山瀬~藤の川内~大川原=櫨の谷<ほとんどないが・・・>と言った感じか<阿房谷、大谷はこの際抜かします>。

大川原古窯の、還元炎焼成の斑はほとんど土灰釉のような緑色になっていたりしてびっくりします。明らかに帆柱、皿屋、道納屋の釉薬と一線を画す。高台の削りも帆柱なんかよりシャープで、土味もそれと比較してやや褐色を帯びていて好きです。大皿や壺なんかも焼いていたみたいですね<現地を歩き、陶片を見て>。

地主さんに「斑絵唐津大皿」を見せていただいたときには本当に度肝を抜かれました。もう少し評価されてもよいのではないでしょうか?といっても重文に指定されている斑絵唐津の壺って、大川原なんですよね?!

ああ、斑、斑。

写真の陶片、どこの古窯か、わかりますか?<前回に比べれば簡単かなぁ>。最後の写真は大川原の尺皿。