今年、やってきたもの
ここ数日の冷え込みで東京も”師走感”が出て来たような。
これぐらいじゃないと、ね。
門松が街のいたるところにデンと構え、正月道具を売る露店が立って漸く、な感じ。
年末作業も一通り済んだ。
で、時間にゆとりができたら今年の「古陶」と自分の関わりが頭の中にもやもや立ち上がってきた。
ともかくも畏まってしまう方々とのリンクが多かった。
イヴェントやらパネラーやらと、刺激的な経験が出来た事も例年にはなかったこと。
そのおかげもあり、良いものに沢山触れる事が出来た。
それらを撫で回して、そして呑んで…。
発信してナンボ、とはここで何度も触れて来たが、本業がありつつ、という意味で目一杯のアクションを起こせたと思っている。そして、やってよかった、と。
友(→勝手にこちらが思っているだけだが)も増えた。
現場で知り合った人々。
長崎のM夫妻、武雄のM氏、拙ブログにもよく書き込んでくださるHさん…。
何もしなかったらこういった方々とのリンクは叶わなかった訳で、有り難い事だと今更ながら感じ入った。勿論、勝見師匠、長崎M師匠、伊万里T師匠、大兄、そして畏兄他多くの陶友にに可愛がっていただいたことも感謝、感謝である。
…そのくせ、「買わない一年」だった。
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mstmrtrsp/20010101/20010101025400.jpg)
唐津に関しては”0”(…今までこんな事はなかったなぁ)。
←「やって来たもの」
刷毛目の盃が1点にガラスが2点、貰い物として木地盆1点にガラスの盃が2点。
本業の忙しさが半端無かったので、骨董屋さんを巡る時間がなかったことも影響していると思うけれど、何より今の自分の琴線に触れるものに巡り会えなかったのだ。勿論「良いな」と思うものはありましたが僕のサラリーとのバランスを考えるとパスするより他はありませんでした。
一方、独酌にしてもいつもの道具にどう新たなものを組み込むか、という楽しみを覚えた。
それでいうと勝見師匠ご提案の、ガラスをうまくコーディネイトする事により、ステレオ・タイプな
「古陶数奇」を自分形(→正確には勝見形、ですね)にアップデイト出来たように思う。
来年は今年以上に仕掛けて行くつもり。
まずはGWに向けての動きを丁寧にすすめること。
壁にもぶつかると思うけれど、姿勢を変えずに前進したいと思います。
★今年一年、拙ブログにお付き合いいただきまして有り難うございました。
引き続き宜しくお願い致します。
皆様におかれましては、良いお年をお過ごしください。