古唐津 岸岳庵

24時間古唐津数奇 feat. 初期伊万里・李朝・木地盆

昼下がりの蕎麦屋

暑い日が続いている。

ここんところ、環境省から「熱中症情報」なんてものが頻繁に発せられている模様。
本日は危険度数★★★★、暑さ指数31.2だった。
屋外運動は原則中止で、屋内への移動、水分補給を呼びかけていた。

明らかに環境に変化が生じている。
以前にも書きましたが30年前は小田原以西が生息北限であったクマゼミも今や世田谷区で
生息が確認されているし…。

それはそうと小学生だった頃、運動中の水分補給は「NG」でしたよね?←これでよく事故が起きなかったなぁ。おまけに普通に炎天下で普通に野球に興じていた。
だから今のこの感じ、隔世の感がある。
…そう、このごろ公園で草野球に興じる子供もいないし、ね。

で…
今日は明日からの激務に備え、一日ゆったり過ごそう、と思っていた。

午前中に室内プールで前夜の”酒抜き有酸素運動”。
1,000Mほどこなして、近所の蕎麦屋に。
蕎麦屋で昼酒!がリラックスしようと。

因みにプールからそこまで歩いて15分ほど。
いつもの散歩のつもりがなんたって気温34℃。
汗だくでお店に辿り着いた。

グラス一杯のエビスで汗をとめ、もずくやら、かまぼこやらをオーダー。
その後おもむろに王禄純米吟醸
持参の初期伊万里を取り出し、クイっとはじめた。
皆が言う「夏は平盃、それも磁器が一番!」の実践が本日昼酒のメインイベントだったような。

それはそうと、独酌は自分の盃!じゃないと、どうにも寛げなくなってしまった昨今。
まぁ、お店のおばさんも「今日も盃持参?」って聞いてくれるようになったし、それはそれで良いですよね。やっぱり周りからしたら奇異にうつりますよね…。

あっという間に一合。
ゆったりと二合。

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改めて「夏酒には磁器が良いなぁ」と。
そして、「平盃が良いなぁ」と感じ入る。






蕎麦屋の長居は野暮」と知りつつも一時間ほどまったりした。
〆のお蕎麦を手繰る頃にはなんとも豊かな気持ちに。
ご近所に使い勝手の良い蕎麦屋があることの価値を再確認。
トロトロのそば湯を楽しんで店を後にした。

店の近くでは夏祭りがはじまっていた。
それに興じる家族連れ、お年寄り、駆け回る子供達…その笑顔が溢れていた。
嗚呼、良いなぁ。
夏はこれでなくては。
異常気象やら諸々あるけれど、この感じがあるから日本人なんだよね。

ある意味”狙った”休日のまったり感が想定以上にはまった。

充電は出来た。
お盆休みまで気張らねば!頑張らねば!!