2014-05-12 絵唐津片口 古唐津 酒器 #工芸 先般の唐津行きの際に、漸く友人蔵の絵唐津片口を見せてもらった。 なんとも愛らしいもの。 市ノ瀬の掘りの手、とのこと。 軽やかな鉄絵。 程よい焼成。 独酌ドンピシャのサイズ。 友人が言う通り、確かに絵の筆致は市ノ瀬でよくみるもの。 (因みに所蔵者はピッタリ呼び継ぎ部にあう陶片をお探し)。 最初に写真で触れた時に「小物成!」と思ったんです。 と、いうのも以前拙ブログで掲出した師匠蔵の、絵唐津片口と雰囲気が似ていたので…。 ←師匠蔵品(小物成古窯発掘)。 並べて見ると造りもなにも似ていませんね…(苦笑)。 自分の経験値などいい加減なものだな、と痛感。 正解はどこなのだろう。 そんなことをつらつら考えるのも楽しい。 …っていうかこれで一献かましたいなぁ。 いずれも良い片口ですね。