古唐津に関する古書2
ネット上をうろうろして、ようやく見つけた「肥前古窯址めぐり」という古書。以前に触れた古舘九一氏がバックアップした金原陶片氏の協力により水町和三郎氏が書き上げた当時としては画期的な書が今日届いた。
ちなみに初版は昭和7年。昭和8年に二版、それに加筆修正がなされたのが昭和10年刊行の、今回手に入ったもの。
古窯が系統別に分類され、地主さんの氏名まで記してあります。当時は掘ったりすることも地主さんと話がつけばOKだったようですからその辺の便宜も考えたのでは?<興味深いことに地元ではそれなりに知られている古窯も明記されていなかったり>。その後の調査によって明らかにされた事象を除き、ほぼ正確な記述。この書が古唐津研究の出発点になったといっても過言ではないだろう。
それにしても移動手段も今日とは比較にならない当時にここまでやった、ってのは本当に凄いことだと思います。
今から73年も前のもの。今度この書を持って古窯めぐりをしたいと思っています。
*折りたたみの大判地図も付録としてついていました・・・。
ちなみに初版は昭和7年。昭和8年に二版、それに加筆修正がなされたのが昭和10年刊行の、今回手に入ったもの。
古窯が系統別に分類され、地主さんの氏名まで記してあります。当時は掘ったりすることも地主さんと話がつけばOKだったようですからその辺の便宜も考えたのでは?<興味深いことに地元ではそれなりに知られている古窯も明記されていなかったり>。その後の調査によって明らかにされた事象を除き、ほぼ正確な記述。この書が古唐津研究の出発点になったといっても過言ではないだろう。
それにしても移動手段も今日とは比較にならない当時にここまでやった、ってのは本当に凄いことだと思います。
今から73年も前のもの。今度この書を持って古窯めぐりをしたいと思っています。
*折りたたみの大判地図も付録としてついていました・・・。