古唐津 岸岳庵

24時間古唐津数奇 feat. 初期伊万里・李朝・木地盆

堅手盃

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先ほど帰京・帰宅。リセットの意味も兼ね、呑みだしました。

今宵は久しぶりに堅手盃<口径9センチ>。で、ふっ、と思ったのですが・・・。

これは李朝初期の器形と言われていますが<売ってくださった骨董屋さんがおっしゃっていたのですが、もう少し時代は下がるかもしれません>、なぜ同じような、こういった形<なり>の古唐津ってないんでしょう?

唐津だと同じような形では口径が大きくなって<11~13センチ前後>、器高は低くなる<3.5センチ前後>~いわゆる向付の範疇に入るものになると結構あるんですが・・・。

朝鮮半島の陶工が連れてこられた16世紀後期、彼の地ではこの形、もう造っていなかったんでしょうか?

どうにも合点がいきません。朝鮮半島の焼き物には疎いのでどなたかご教授いただけないでしょうか?
ちなみの久しぶりの盃はなかなか口当たりもよく、お酒がすすみます(笑)。