古唐津 岸岳庵

24時間古唐津数奇 feat. 初期伊万里・李朝・木地盆

ミュージアム・ピースの片口

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 過日、古唐津交流研究会の活動の一端で、九州陶磁文化館の所蔵品を”ガラス越しなし”に触れる機会に恵まれた。数々の逸品の中で、私の琴線に触れたのが、写真の片口。

 径20センチ、器高10センチ以上はあろうかと思われる大振りの、長石釉がたっぷりかかった伝世品。絵柄のレイアウトのアンバランス加減がナイスだ。皮鯨の感じも嫌いじゃないし、丸っこさも愛嬌がある。

 初期の、飯洞あたりのものだろうか?<以前にもう少し角ばった皮鯨の発掘伝世の片口にお目にかかったことがある。それは飯洞甕下窯のものであった>いつかはこういう片口を友人と囲んで酒宴を開きたいものだ。

 写真がその片口。

 そういえば、九州陶磁文化館ではこんな魅力的なイヴェントをやっている。
http://www.pref.saga.lg.jp/at-contents/kanko_bunka/k_shisetsu/kyuto/