随分前に
mixiのコミュにアップしたネタですが、今も解明できていないことゆえ、あらためて。
友人所蔵の片口。
若干甘い
焼成だが、使い込まれてよい感じに釉調が落ち着き、まるで奥高麗のようなニュアンスと風格を持っている。
で、面白いのが高台内の”九翟の紋”、ならぬ8
つの丸い文様<?>があるところ。高台を削った後に意図的に指か何かで押しているようだ。
市ノ瀬をはじめ、いろんな片口の高台を見てきてけれど、例のないタイプのように思えます。
この文様、何か意味があるのでしょうか?
ご存知の方、どうぞご教授ください。
それにしても…
使い込まれて角が取れた高台はなんとも言えず良いものです。