趣味の世界の、人付き合い
何度も何度も。
古唐津やら初期伊万里やら、肥前陶磁に触れる事は僕自身の大切な”癒し”であると綴ってきた。
好きになってのめり込み、色んなものに、そして多くの人に出逢い今に至る。
お店やらなんやらで、道を同じくする方々に知己を得る事となる。
価値観が同じ、または近いと感じられた時の嬉しさと言ったらない。加えて肌が合う、となったら日が浅かろうがトコトンとことん付き合うし、やりあう。その感じがたまらなく心地よい。
趣味の世界だからそれが正解なんだろうなぁ、と。
僕は只管に肥前陶磁が好きで行動し、このブログで発信していた。
ここ数年、有難い事にお付き合いの幅が格段にひろがった。
リンクする人がどんどん増えた。
が…もともとコミュニケーション能力は高いほうではない。
知らず知らずに無理をしてきたよう。
人には相性というものがある。
こと、古いものに関して「なんとなく好きです…」という感じはどうにも僕はダメなようだ。
ガチ、でなければ。大概、そういった「なんとなく」な方々とは凡そ、嫌な着地を迎えることに。
趣味の世界だし、ストレス・フリーでいたい。
そろそろ考える時かなぁ、と。
嫌なものをわざわざ取り込む事は無い。
媚を売る必要なんぞ、ありゃせん。
…でないと、僕の癒されるべき世界、逃げ込める場所がそうでなくなる。
当たり前の事ですが、そう思うようになった今日このごろ、であります。