真冬の、平盃
今年もあと二日。
今宵は佐賀の蔵心からはじめ、広島は呉の雨後の月。まだまだ時間はあるしゆっくり楽しもう。
いつもこんなだったら良いなぁ。
嬉しい事に多忙な日々を過ごし、まさに光陰矢の如しの一年でありました。
前回にも記した通り、骨董にじっくりと向かいあうこと叶わず、刹那に手元にある酒器に癒され、ここまで来た感じ。
もう少しで、2018年。
それにしても今年は…サラリーマン人生最多の出張三昧で。
偶然か、意図的かw、佳き日本酒を産するエリアが多く。
特に前者が。
この年末。
呑まぬでいるべきか…となると酒器…嗚呼、あれを!過日の古唐津数奇忘年会にて、十年来の陶友から割愛をしていただいた無地唐津の小皿、否、平盃。たんまりある純米吟醸、そう薫りを楽しめる酒を、平盃でやらない手はない。
盃に出逢ったあの時は忘年会。しこたま呑んで酔っていた。思考力は劣ってるし、ノリ全開だったし
…が、改めて酌んでみて、自分が正しかった事を確認。
手持ち、呑み心地バッチリ。
鏡が在る見込み、深さ、そして清らかな釉薬の色合い。
卯の班も良いアクセント。
いやぁ、良いもんだ。
今宵は佐賀の蔵心からはじめ、広島は呉の雨後の月。まだまだ時間はあるしゆっくり楽しもう。
いつもこんなだったら良いなぁ。
いつもきついから、良いのかなぁ。
Iさん、辰紗ならぬ深謝。