初秋の、窯跡巡り①
糸島半島・芥屋海岸での、九州最大のMusic Fes"Sunset Live”が終った。
3日間、フルで堪能。
1日、代休をとった。
当然、唐津へ。
で、結局いつものように窯跡巡りへ行く事にした。
暦の上では秋、と言ってもどこの窯跡もブッシュがやばい、マムシがやばい、もちろん蚊や虻がわんさか状態。なので勝手を知っていて、かつ前述のやばさをそれなりに想定し得て、備える事が可能な窯跡を”弾丸ツアー”することにした。
巡ってどうなん?という突っ込みがありそうですが僕の場合、窯跡に行ければ良いんです。
そこで色々思う事が自分を高めてくれる訳で。まぁ、自分がそうしたいんだからいいでしょ。
相知から佐里をかすめて藤ノ川内へ。
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mstmrtrsp/20010101/20010101040440.jpg)
夏仕様の岸岳が美しく、心が洗われる(梶原さん宅をのぞくもご不在)。
現地は谷間ゆえ風もなくただ「暑い」の一言。適切な表現ではないと思うが空気が大きく漂っている~ゆったり、まったり、という感じ。けれどVibesは高まりまくる。何せ窯跡巡りは本当に久しぶり、だから。
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mstmrtrsp/20010101/20010101040450.jpg)
昼下がりの集落は静まり返っていた。
地主さんにお断りをいれ、いざ窯跡へ。いつも下草はきれいに刈られているイメージがあったのだが、なかなかどうしてヘヴィ。
![イメージ 3](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mstmrtrsp/20010101/20010101040500.jpg)
けれど、まぁなんとかそぞろ歩く事が出来た。
![イメージ 4](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mstmrtrsp/20010101/20010101040511.jpg)
…でも看板あたりまでしかいけませんでした。巨大なコオロギ、バッタ、キリギリス、くつわむし他、多数大小の虫を視認。苦手な芋虫、毛虫の類いは幸いにして目に触れず。
![イメージ 5](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mstmrtrsp/20010101/20010101040520.jpg)
ところどころに陶片が見受けられ、窯跡に来た事を実感。
![イメージ 6](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mstmrtrsp/20010101/20010101040530.jpg)
この感じ!窯里のなんとも言えない心地よさ!!これなんです!!!
![イメージ 7](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mstmrtrsp/20010101/20010101040540.jpg)
地主さん宅裏に集められている欠片もチェック。朝鮮唐津、斑、無地等々…。
その後、ご厚意で麦茶をごちそうになりトータル20分弱で窯跡を後にしました。
1秒とも無駄にはすまい、という意気込みでの濃い時間。
いい加減な、ダラダラな1時間より間違いなくいいでしょ。
それにしても窯跡巡りは良いなぁ。書物、ネット、そして骨董屋さんでの与太話にはない、圧倒的なリアリティが様々なことを教えてくれる。今、彼の藤ノ川内を想いながら、同窯発掘の徳利を愛でつつ呑んでいます。