古唐津 岸岳庵

24時間古唐津数奇 feat. 初期伊万里・李朝・木地盆

久方ぶりの、唐津

昨年9月以来の唐津行き。
たまたまですが2003年5月3日に、はじめて唐津を訪れてからまる9年経った、4日に現地入り。

薫風舞う唐津は本当に素晴らしかった。
虹ノ松原の木漏れ日、唐津湾の潮の香り、そして背振山系から続く唐津を取り巻く山々の緑。
心身ともに僕を癒してくれました。久方ぶりの竹屋さんの鰻、つく田さんのお鮨もグッときたなぁ。

で、ほんのちょっとですが「唐津・やきもん祭り」のお手伝いをさせていただきました。

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それにしても画期的なイヴェントで今後の唐津再興に向けてターニング・ポイントになるのでは、と。関わられた坂本さん他皆さん、まじRespectです!今後はより一層深く広くお手伝い出来ればなぁ、と。~因みに拙ブログを読んでいただいている方にもお会い出来、凄く刺激になったりで。



翌日は時間をやりくりしつつ、
まずは古館九一翁旧宅跡を訪問。なんとも感慨深かったなぁ。
その後師匠宅でちょい茶飲み話をした後に武雄北部系窯跡散策。

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古那甲之辻古窯跡~この窯跡、見晴らしがよくって本当に気持ちが良いんです!




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古那甲之辻古窯跡から臨む武雄北部系古窯跡が連なる山々
(古屋敷・葦の谷・一位の樹山・金山谷・内田大谷・小峠前・小峠奥)。

マムシがいそうだし、ブッシュは凄いし、うろうろなんて出来なかったけど窯跡で呑む「昼ビー」は最高だったな。それにしてもどこもかしこも(猪よけ?)フェンスが凄い事になってました。
~なので古那甲之辻と小峠奥窯を2箇所のみをチェック。



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←小峠奥窯跡。
陶器(刷毛目、三島、絵唐津)、磁器(初期伊万里)片。









その後、櫨の谷窯の吉野靖義氏、敬子女史を訪問して現代陶・唐津焼&古唐津談義。
改めてゆったりとした、この豊かな土地で、半陶半農を営まれる氏を心底羨ましく思った。

なのもつかの間…
本業の都合でバタバタと機上の人となり~。

もっともっと彼の地を知りたいし、現代陶・唐津焼を、そして古唐津を知りたい。
そう思うGWでした。