古唐津 岸岳庵

24時間古唐津数奇 feat. 初期伊万里・李朝・木地盆

古唐津数奇の忘年会

過日、古陶数奇、否、古唐津数奇が集う忘年会に参じた。
2007年以来、の参加…あの日のことはつい昨日の事のように覚えている(窯跡巡りの後だった)。
光陰矢の如しとはこのこと、と再確認。

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宴はジャック・マイヨールが懇意にしていたおすし屋さん。
柱にサインが…。

皆、当初は大人しく世間話の体…であったが、30分もすると古唐津談義が座敷の各所でヒートアップ。
僕は陶友が新規購入した初期伊万里の平盃やら、以前から気に入っている平戸系無地唐津の小碗で万齢を酌みつつ、久方ぶりの陶談を楽しんでいた。

それにしてもここんちの名物「松前鮨」はヤバかったっす!





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何よりも…
この感じ。
そう、この感じ、なんだよなぁ。
誰にも縛られず、好きな事を好きなもの同士、お互いに敬意を払いつつ言葉を交わす…。
こういう場があるから日々の困難もなんのその!ってなる訳で。




それにしてもあの、初期伊万里平盃はよかったなぁ…。
お酒の流れがよくて、口当たりもよくて、エレガントで。

気安い仲間との時間はあっという間に過ぎて行く。
二軒目はいつものカフェ。
陶談は続き、酔いの勢いでどうにも気になった無地唐津小皿を陶友に割愛を乞う…するとOK、なんてことや、サプライズの誕生日ケーキ(当日は当方51歳の誕生日 翌日でした)あり、と至福の時間を過ごした次第。

翌朝は朝一で仕事場へ。

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空模様は残念な曇り。
「Karatsu Glay」とは呼子在住の、僕の師匠の言だが、まさにそんな空模様だった。とても寒かったけれど、心はあたたかく。





もう少しで新たな年、ですね。