独酌
ここ2週間ばかりの忙しさは尋常ではなかった。
なんとか睡眠時間は確保できたが、独酌でぼ~っとする時間は皆無。おまけに恩人の不幸があったりと
心身ともにダメージを受けていた。
そんな折り、友人の骨董屋さんから「ようやく直りましたよ、徳利」とのメイル。
…で、修理依頼から2ヶ月、やっと手元に来てくれました。
発掘ものだけど、良いコンディション。小振りながら容量は1合5酌。
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mstmrtrsp/20010101/20010101000040.jpg)
独酌を…。で、真夏に燗で。
トクトクと良い音色、良い手応え。
古陶が気になり出した頃、正直「三島、ってけったいな文様だなぁ。気持ちワル」なんて思っていました。どうした訳か好きになってしまい…。
偶然か必然か、手元に来るものがあれば去るものあり。
来週色々有ってその金策から大好きな向付を手放す事になってしまった。正直断腸の想い、だ。
この経験が自分への肥やしになるでろう、と只管思い込むようにしている。
…まだまだ青いなぁ、などと独り酌みつつ思いつつ。
なんだかんだ言いながら、そんなゆとりがある俺は幸せもんだ。
R.I.P.Shinji Man
Wanna drink with U.