希少なものを得るべきか、否か?
なかなか出逢えないものを敬愛する蒐集家から向けられた。
間違いのない、良い物だった。当然、の”価格”だったけれど、それはさておき突っ込みどころが一点。
悩みに悩んだ。本当にないものがゆえ、難点がたった一点だけ、だったがゆえ。
グルグル廻って答えが出せずに数日。
とても情けない話しだがどうにもならなかった。
…で、恥ずかしながらこれまた敬愛する骨董屋さんにアドヴァイスを乞うた。
「確かに良いもの。だけど、これを買ったら呑む度に悲しくなるよ」、と言われた。
スッキリとあきらめがついた。
一連の経験を通じて今後モノと向かい合う際の、何かを得られたような。
Respect,Fさん!
Todd Rundgren - I Saw the Light